不用品買取後の商品の行方 (古物市場編)

いつもお世話になっております。

 

不用品買取・不用品回収のクリニーズでございます。

 

本日はクリニーズで買取させて頂いた商品のその後についてお話したいと思います。

 

その中でも一般的には馴染みの薄い『古物市場』について今回はお話しようと思います。

 

『古物市場』というのは、古物商同士が商品を売買するための場です。

 

売る側(出品者)は主に在庫調整として利用し、買う側(落札者)は仕入れルートの一つとして利用します。

 

買う側(落札者)については特殊な骨董品や美術品を除き(後述します。)ほとんどがヤフオクなどのインターネットオークションへの転売となる事から平均してヤフオク相場の8割程度で仕入れる事ができます。

 

逆に言うと特殊な場合(後述します。)を除きヤフオク相場の8割程度でしか売れないという事です。

 

それでも活用されるのは現場から引き上げた商品をそのまま市場へ持っていけば在庫スペースが必要なくなるからです。

 

例えば大型の機械や厨房機器などについては在庫スペースの坪単価と販売価格を天秤にかけると利点が生まれる場合があります。

 

ほとんどの同業者はこの古物市場を活用しております。

 

この古物市場は市場と出品商品によって手数料は変わりますが売り手(0~10%前後)と買い手(3~5%前後)から落札価格の%分を手数料として徴収して成り立っております。

 

この大阪にも同業他社は多数おりますがそれでも相見積もりの際にお客様からよく聞くお話しとして『他社は買取が安い』『他社は処分費用が高い』というのを耳にします。

 

もちろん私共もリサイクル業界は長いので人づてに同業他社の販路をよく聞く事がございますがなるほどなと納得する部分が多いのは事実です。

 

それはほとんどの業者が何でもかんでも馴染みのある一つの古物市場に出品しているからです。

 

逆に言うとその点がクリニーズが同業他社と差別化をはかれるポイントとなります。

 

まずほとんどの業者はヤフオクでの転売が7割~8割残りの2~3割が古物市場・海外貿易・資源リサイクルなどその他の販路という事です。

 

今の時代ヤフオクなどのインターネットオークションで売る事は誰でも出来ます。

 

確かにクリニーズでもインターネットオークションでの販売は行っておりインターネットオークションに長所があるのは紛れもない事実です。

 

しかしインターネットオークションも万能ではございません。

 

物によっては海外貿易もしくは古物市場のほうが高額なお品も多いのも事実です。

 

私共もインターネットオークションの過去の落札相場を調べるサイト(オークファン)をよく利用するのですが骨董品や美術品では大体が高額な物でも数百万円止まりの物が多いです。

 

しかし現実にはほぼ毎日のように京都や東京の美術市場や美術倶楽部では数千万円単位の骨董品・美術品が出品されて落札されております。

 

また年に数回は数億円・数十億円での落札というのも耳にします。

 

(これをお読みになった方で東京は分かるがなぜ京都?と思われる方もいるかも知れませんが骨董品・美術品に関しては京都は歴史的にも特殊な位置を占めているからです。)

 

逆に言うと数百万円レベルまでの商品はインターネットオークションでも良いがそれ以上の商品はインターネットオークションでは販売しないというのが美術品市場の大きな流れとなっています。

 

これは信用とリスクの問題です。

 

ヤフオクなどのインターネットオークションは簡単に誰でも参加できる公開の場です。

 

しっかりと身元の保証がされていない買い手を相手にすれば金額が大きくなればなるほど支払いなどのリスクも大きくなりますので当然と言えば当然です。

 

だからと言って誰でもこのような京都や東京の市場や倶楽部に出品できるかというとそれは出来ません。

 

入会済みの数社からの推薦があった上でしっかりと身元と支払い能力が保証されてないと入会できないところがほとんどです。(クリニーズは買取専門店からの始まりとなります事から重要な市場には既に出品できる状態ですのでご安心下さい。)

 

特に高額な商品ばかり扱う市場に新規入会するのはなかなか難しいです。

 

古物市場一つとっても色々ありどこに持っていっても同じという事はありません。

 

骨董が強い古物市場・家電や厨房機器が強い古物市場など色々とあります。

 

特に骨董品や美術品になりますと物によってはクリニーズでは前述した京都や東京まで出向く場合もございます。

 

例えば同じお品でも超のつく大金持ちしか参加できない美術倶楽部系に出品するのと馴染みの近場の古物市場に出品するのとでは落札額が3桁以上変わる事も珍しくありません。

 

実例としてAという古物市場で600万円で落札された屏風があり落札した業者はすぐさまBという古物市場へ出品して約2億円で落札されたという事も過去にありました。

 

ある古物市場で落札した商品を他の古物市場に転売するという事(これを業界用語で『はたし』と言います。)だけで成り立っている業者も多数存在します。

 

投資に詳しい方でしたら『アービトラージ』に近い感覚と言ったほうが分かり易いですね。

 

今回は古物市場を中心に書きましたが海外貿易・貴金属・宝石類についてもほぼ同じ事が言えます。

 

リサイクル業界への入り口がどこかによってその後の販路が決定的に変わってくるのは紛れもない事実です。

 

ですのでお客様から同業他社の見積もりを見せて頂く際に私共がよく思うのは『ネットオークション頼みの見積もりだな』か『しっかりとした販路があるのにこの査定ならぼったくりだな』のどちらかがほとんどです。

 

しかし稀に私共が危機感を感じるくらいしっかりとした見積もりを出している業者も見かけますがまだまだ少ないのが現実です。

 

もう一度書きますが今の時代インターネットオークションで販売する事は誰でもできる事なのです。

 

このような事から私共もいつもお客様にお話させて頂くのですが不用品回収・不用品売却を考えておられる方は骨董品・美術品以外に関しては手間と時間が許すようであればご自身でオークファンにて相場を調べてみてヤフオクに出品されるのが一番高額に売却できますよとお勧めしております。

 

そして売れない物の処分や骨董品や美術品の買取査定のみクリニーズにお任せ頂くのがベストですとお話させて頂きます。

 

ただやはり手間と時間がネックになられるというお客様が多いのが現実です。

 

我々買取業者はインターネットオークション以外の販路で買取査定の差別化を図る事が重要な時代となっております。